
vol.4 王子様の大脱走(フーガ)
虫歯になって逃亡したベルをディーノがベルとは知らずに保護する話っぽい。
《跳ね馬》ディーノ
性別/男 年齢/22歳
武器/跳ね馬のムチ
好きなゲーム/パーティーゲーム
《跳ね馬の右腕》ロマーリオ
性別/男 年齢/38歳
武器/忠誠心
好きなゲーム/カジノゲーム
《傲慢なる鮫》S・スクアーロ
性別/男 年齢/22歳
武器/剣
好きなゲーム/サバイバルゲーム
《強欲の毒蛇》マーモン
性別/? 年齢/?
武器/幻術
好きなゲーム/マネーゲーム
《色欲の烈蹴士》ルッスーリア
性別/男 年齢/25歳
武器/鋼鉄の左ヒザ
好きなゲーム/ラブゲーム
《嫉妬の雷》レヴィ・ア・タン
性別/男 年齢/23歳
武器/電気傘
好きなゲーム/シューティングゲーム
《切り裂き王子》ベルフェゴール
性別/男 年齢/16歳
武器/ナイフ&ワイヤー
好きなゲーム/王子様ゲーム
次回予告
「めんどい…黒曜ランドで大騒動!?」
vol.4 王子様の大脱走(フーガ)
マフィア界を震撼させた『ボンゴレリング争奪戦』前夜の知られざる事件。
王子たちの“ゲーム”が幕を開ける。
《一日目》
ベル、痛みにフラフラになりながらも夜の港町の裏通りを逃亡。
それを追うヴァリアーの追跡者たち(下っ端)。
悔しさで唇を噛んだ瞬間激痛が走り、気を失うベル。
ちょうどそこにディーノとロマーリオが通りかかり、倒れかけたベルの体を受け止める。
追跡者たちのリーダーとディーノのバトルになるが、ロマーリオがディーノの名を呼んだ事で
ベルを庇う相手が「跳ね馬ディーノ」だと知り、同盟ファミリーと事を構えるわけにはいかないと撤退。
事情も分からないのに無茶するなとロマーリオが言うが、こういうのはほっとけないと答えるディーノ。
一方、撤退した追跡者たちは本部に戻り判断を仰ぐしかない、と結論を出す。
追跡者の一人が、なぜあの方が逃亡したのかと訪ねると
「虫歯の治療がこわくて逃げ出した」とリーダーが答えた。
《二日目》
目が覚めたベルに事情を聞きだそうとディーノがあれこれ問いかけるが全くの無言。
実はベルは重度の虫歯でまともに会話ができなくなっていた。
ベルのほっぺたが膨れているのは膨れっ面をしているのだと思ったディーノは
ふざけてつつこうとして思いっきり手を払われる。
ベルが苦しそうなのに気付いたディーノは医者を呼ぼうと言うがベルは首を振って拒絶。
とりあえずロマーリオに診てもらおうと彼を呼び、逃げ出そうとするベルを押さえつけて診察しようとするが
あまりの暴れっぷりに諦め、何かあったら絶対に知らせるようにいい、客間を後にする。
ロマーリオはあの少年は「切り裂き王子」じゃないかとディーノに言うが
ディーノは全然顔が違う、切り裂き王子のファンで真似してるだけだ、
あいつのことはオレに任せろと言ってきかない。
スクエアバレ
《三日目》
追跡者のリーダーの報告にスクアーロブチ切れ。天井近くまでテーブルを蹴り上げる。
リーダーに手をかけようとしてマーモンに止められる。
ボスに知らせるかと言うレヴィに、虫歯を治すのが怖くて逃げ出したなんてXANXUSに知られたら
ただですむわけない、逃がしたオレらも同罪だと青ざめる一同。
どうやったら虫歯を治療出来るかの話題に何故かシフト。
「寝てる間にやるって、どう?」
「目を覚ます前に、ササッとやっちゃうのさ。起きたら、もうスッキリって感じで。僕がいい眠り薬を用意するよ」
「でも……お高いんでしょう?」
「そこは特別ご奉仕価格。殺し一人分の半額という驚きの依頼料で」
「まぁ、信じられないわ! これはもうお電話するしか……」
「って、遊んでんじゃねぇぇぇっ!」
あいつが簡単に眠り薬を飲むとは思えない。
基本に立ち返って古来より伝わる方法「虫歯に糸をくくりつけ、それを引っ張る」案を
レヴィが提案するも、その糸をどうやってくっつけるんだとスクアーロに突っ込まれ却下。
殴り合うスクアーロとレヴィを見て、ルッスーリアが顔に愛の拳をお見舞いすれば歯が抜けると提案。
そんなことしたら本気で反撃してきてこっちもタダじゃすまないとマーモンに突っ込まれ冷や汗ルッスーリア。
みんなで協力して…と言いかけるが、全員一致でてめーがやれと言われて滝汗。
とにかく連れ戻さないと…とベルを心配する全員。
《四日目》
何とか心を開かせようとベルに構い、傷やあざだらけになり、オマケに鼻血まで出してるディーノ。
見かねたロマーリオがもうほっとこうと言うが、ほっとけるわけねーとディーノはあくまで諦めない。
懲りずに客間に向かうディーノだが、ベルはいなくなっていた。
スクエアバレ
《五日目》
キャバッローネの屋敷から出て行ったベルは、歯の痛みが耐えられないほどになっていて
長時間の行動が出来ず、ひとまず港の倉庫街に身を隠していた。
食事も、寝ることも出来ないくらいの痛みで疲労は限界に達していたが、凄腕の殺し屋故か意識は何とか保っていた。
ベルが歯医者に行きたくないのは怖いからじゃなく、人前でまぬけに大口をあけるのが耐えられない。
そんなカッコ悪いこと、王子である自分にできるはずがない! という理由だった。
跳ね馬に助けられるのは予想外だったが、これでヴァリアーの追っ手から逃れられると思っていた。
でも、これ以上つきまとってくるディーノに耐えられず逃げ出した。
このまま自分はどうなるんだろうと不安になりつつあった時、ベルの前にディーノが現れる。
こういう人のよさそうな偽善面した人間が何より嫌いなベルは、歯の痛み以上にムカムカしていたが
そんなベルの気持ちも知らず、ディーノはベルの腕を掴もうとする。
その時長距離ライフルの射撃があり、咄嗟に物陰に隠れる二人。
部下を呼ぼうとディーノは携帯を取り出すが、屋敷に連れ戻されるのが絶対にイヤだったベルは
携帯を弾き飛ばし、銃撃も気にせず逃亡。
慌ててディーノが後を追うが、疲労で足を滑らせたベルにつまづいたディーノがぶつかり、
二人はそのまま海に落ちて消えてしまった。
《六日目》
ライフルの射撃は、実は「ベルの虫歯をライフルで打ち砕く」というレヴィの作戦だった。
虫歯と一緒にベルも殺す気かと切れるスクアーロとまた乱闘。諫めるルッスーリア。
こうなったらマーモンに粘写を頼むしかないと覚悟を決めるが、予想通り料金を請求される。
スクエアバレ
《七日目》
海に落ちたディーノとベルは無人島に流されていた。
やり場のないイラ立ちで叫ぶディーノにイライラが増し、大声が虫歯に響き、遂にキレたベルは
ディーノに馬乗りになり首を絞めようとするが、ディーノはギリギリのところで振り払う。
完全にキレたベルを見て説得が通じないと思ったディーノは、とことんまでやりあおうとベルを挑発。
互いに武器を手にし、攻撃をしかけるが、ディーノは部下なしのへなちょこ状態、
ベルは疲労や睡眠不足で素人レベルにまで力が落ちていて、二人とも武器すらまともに持てない状態だった。
武器で戦うことを諦め、ごろごろ転がりながら身体をつねったり髪を引っ張ったり
子供のケンカレベルの争いをする二人だが、ディーノが岩に後頭部を激突させ意識を失ってしまう。
ベルはディーノの喉元にナイフを振り下ろそうとするが、なんだかバカバカしくなって途中で止めてしまう。
気付いたら、ディーノとの取っ組み合いで虫歯が抜けて激痛から解放されていた。
笑いながら飛び跳ねているベルのところに、マーモンの粘写でキャバッローネの部下達よりも先に
居場所を突き止めたスクアーロ達が到着する。
何事もなかったかのようにスクアーロの乗ってきたボートに乗ろうとして、他人に借りは作らない主義だからと
ディーノも連れて行くと言うベル。
後日ディーノはファミリーの元に送り届けられ、それからもディーノは消えた少年を探し続けたが
リング争奪戦のため中断を余儀なくされる。
後日再会した時、虫歯が治ってスッキリした顔のベルが別人に見えて、最後までディーノは気付きませんでしたとさ。
てか、ベル人前で口あんぐりとかしてなかったっけ、とか
レヴィの好きなゲームはギャルゲーじゃないのか、とかツッコミどころはあるけど
こんなお話でした。
では、また機会があれば…ノシ